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2011年4月から2014年3月まで、中国杭州で子育てしてました。
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お肉の代わりにもできる油揚げ、中国では油豆腐として売っています。形は日本のものと違いますが、煮たり焼いたりいろいろ楽しめますよ。

油豆腐は、主に豆腐屋さんで手に入ります。杭州の豆腐屋さんの看板には「油豆腐 you3dou4fu」と書いてありますが、北京では「豆泡 dou4pao1(語尾は儿化します)」と言ってました。杭州では油豆腐でも豆泡でも通じました。スーパーでは、豆腐を売ってる場所の近くにあったりなかったりします。お店の人に聞いてみてください。(“油豆腐(もしくは豆泡)在那里?”で伝わります)

豆腐屋の写真
これは私がよく行く豆腐屋さんの写真。木綿豆腐(種類いろいろ)、絹豆腐、油揚げのほかに、豆乳や凉皮、油揚げに味付けしたものなど、いろいろ売ってます。個人的には、お客さんが途切れずに通うようなお店で、店舗内で大豆を煮て豆乳をしぼって豆腐を作ってるお店で買うほうが、豆腐も新鮮だし味もおいしいような気がします。午前中の早い時間に行くと、出来立てでまだあったかいお豆腐に出会える可能性が高くなります。豆乳やお豆腐がおいしいお店は油豆腐もおいしいですよ。油豆腐は冷凍保存できますが、臭いを吸着しやすいので密封できる袋などで保存してくださいね。

どの豆腐屋さんにも大体あるのが、四角いブロックの形をした油豆腐。このお店には大きいのと小さいの、平べったいの(大きさ2種類、日本のものよりは厚め)があります。今回は大きい油豆腐を使って煮浸しを、小さい油豆腐でお酒のおつまみ(ご飯のおかずにもなるかも?)を作ります。
ブロック状のを半分に切るとこんな感じ。


油豆腐と青梗菜の煮浸し(4人分くらい)
煮浸し
<材料>
油豆腐 大きいのを5つ
青梗菜(油菜you3cai4) 4株くらい(大体400gくらいでした)
水 100cc
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1(もしくは砂糖小さじ1)
塩 一つまみ
かつおぶし 一掴み

<作り方>

油豆腐と油菜を食べやすいように切ります。(切り方はお好みで)

鍋に水、しょうゆ、みりん、塩、油豆腐を入れて中火にかけ、そのまま3分くらい煮ます。
油菜の茎の部分を先に入れて、少しやわらかくなったら葉の部分も入れてさらに煮ます。
好みのやわらかさに煮えたら火を止めて、かつおぶしを入れてひとまぜしたらできあがり。

<作り方のコツ>
私は無精者なので、だし汁を作らずに仕上げにかつおぶしを振るだけですが、だしをとって作るのもおいしいし、味付けはめんつゆやだし醤油だってOKですよ。
油豆腐も小さいものを使うなら切らなくてもいいかも。薄味ですので味はお好みで調節してください。
青梗菜は季節を問わず手に入りやすいので使いました。お好みの葉野菜でお試しください。


油豆腐の甘辛焼き
甘辛焼き
<材料>
油豆腐 100gくらい(適当に)
(合わせ調味料)
砂糖 大さじ1/2
酒 大さじ1
醤油 大さじ1
味噌 小さじ1
ねぎなど(好みでトッピングしてください)

<作り方>

フライパンを中火で温めて、油を引かずにそのまま油豆腐を焼く。コロコロ転がして、全面焼くと香ばしいですよ。
その間に砂糖、酒、醤油、味噌をあわせて味むらのないように混ぜておく。
油豆腐全体においしそうな焼き色がついたら、火を止めて合わせ調味料を油豆腐の上に一気に流し込み、全体に絡める。完成!

<作り方のコツ>
合わせ調味料を流すとき、なるべく油豆腐の上にかけるようにしてください。フライパンで調味料がはねることがあるので気をつけてくださいね。
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のりの佃煮
たまに食べたくなること、ありませんか? 意外と簡単に手作りできますよ。
も○屋と同じような味ではありませんが、うちの子供も喜んで食べるやさしい風味の薄味仕立てです。
味は好みに調節できますしとても簡単ですので、ぜひお試しください。
2011.10.23 レシピ見直し、修正しました。

材料はこれ、紫菜(zi2cai4)。
紫菜

<材料>練りゴマの空きビン1個分
紫菜(zi2cai4) だいたい20g
干ししいたけ 2枚
昆布 1センチ×5センチくらい
水 100cc
砂糖 大さじ1
酒 大さじ2
しょうゆ 大さじ3
しょうがのすりおろし(みじんぎりでも) すこし
かつおぶし 好みで
ゴマ 好みで一部すりゴマにしてください

<作り方>
干ししいたけと昆布は軽く洗って汚れを落としてから、水100ccにいれて10~15分くらい戻します。戻し汁は煮汁で使いますので捨てないで。戻した干ししいたけと昆布はなるべく細かいみじん切りにします。
紫菜を袋から取り出し、よく乾いた手で1/4くらい割り取ります(濡れた手でやるとえらいことになります)。
そのあと、5分ほど水に浸して戻して、ゴミや異物がないか良く確認してください。水をよく切ったらなるべく細かく切ります。ミキサーやフードプロセッサーにかけてもOK。

煮汁にのりを入れます
お鍋に切った干ししいたけと昆布、戻し汁、砂糖、酒、しょうゆ、しょうがを入れて、煮立たせます。
煮立ったら水気を切った紫菜を鍋に入れて、煮汁が無くなるまで煮つけます。
最後にかつおぶしとゴマを混ぜて、小瓶に移したら完成です。


<作り方のコツ>
紫菜はスーパーや市場で、乾物を扱っている棚にたいていあります。10~15元くらいですね。
1つ買えばこのレシピで4回作れます。中国では一般に、ワンタンのスープにそのまま入れたりして食べるようです。以前紫菜はうっすら味付けしてあると書いてしまいましたが、私の間違いでした。すみません。ただゴミが混入していることがあるので、必ず一度水で戻してゴミが混ざっていないか確認してください。
以前公開したレシピは干ししいたけや昆布を使わないものでしたが、使ったほうがも○屋に近く、味もおいしいので訂正して差し替えます。以前のレシピをお試しくださった方、ごめんなさい。出来上がったのりの佃煮は、薄味ですのであまり日持ちしません。ご飯にたっぷり乗せて、1~2週間以内にお召し上がりください。
紫菜を水で軽く戻して、ねぎやお豆腐等といっしょにお味噌汁の具材に楽しむのも結構いけますよ。
しまった、味噌汁写ってない(汗)
マコモダケ(茭白) 緑の皮をむくとこうなります 食べやすい長さの輪切りに さらにたて半分に 短冊切りに


今日は納豆講習会でした。一通り納豆の作り方を説明したあと、みんなでお昼を食べました。
そのとき出したメニューがこちらです。味付けはお好みで変えてくださいね。

1.マコモダケの炒め物
<材料>(大人2~3人分)
マコモダケ 2本
キャベツ 1/3玉
ピーマン 1こ
卵 2個
ねぎのみじんぎり(お好みで)

合わせ調味料(よく混ぜておきます)
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
鶏がらスープの素(和風だしでも) 小さじ1/2
オイスターソース 小さじ1
水 大さじ2
ごま油 小さじ1/2
片栗粉(淀粉dian4fen3) 大さじ1

<作り方>
マコモダケは緑の皮をむいて4センチの輪切りにし、さらにたて半分に。
それから1ミリ幅のスライスにする。キャベツは1センチ大の角切りに。
ピーマンも食べやすい幅に切ってから細切りにします。
卵はよく溶いておきます。
合わせ調味料を、上から順番に入れて混ぜておきます。

フライパンを熱し、油を入れたら卵を軽く焼きます。
大きくかき混ぜて、8割くらい火が通ったくらいで一度取り出します。
同じフライパンに油を少し足して、マコモダケ、キャベツ、ピーマンの順に炒めます。
柔らかめが好きな方は、ここで少し水を足してふたをして、全体がやわらかくなるまで加熱します。
野菜に火が通ったら、卵をフライパンに戻し、一度火を消します。
合わせ調味料をよく混ぜてからフライパンに投入、全体をよく混ぜてから再度点火、
全体がとろっとなじむまで加熱したら完成です。好みでねぎをちらしてください。


<作り方のコツ>
マコモダケは中国語で茭白(jiao1bai2)。竹の子のようなさくさくとした歯ざわりが特徴です。
くせのない味なので、どんな味付けも合うと思います。今が旬みたいで、以前より少し安くなりました。
合わせ調味料を作っておくのが一番のポイントです。片栗粉が沈むので
だまにならないよう、直前によく混ぜてからフライパンに入れてくださいね。


2.かぼちゃのサラダ
これはこちらのサイトのレシピです。
http://cookpad.com/recipe/105343/
私は皮をとって、きゅうりとマヨネーズをもっと少なめで作りました。
かぼちゃに水分が多かったので、とろとろになってしまいましたねー。


3.手抜き味噌汁
材料
ジャージャー麺のみそ(炸酱) 適量
ねぎのみじん切り 適量
わかめ 適量
にぼし 4~5本
鰹節 1つかみ

<作り方>
煮干と鰹節でだしをひく。だしをなべで沸かして、
炸酱とねぎ、わかめを入れて沸騰したら完成。

<作り方のコツ>
ないですね(笑)炸酱はブログに作り方を掲載していますので、
こちらを参考にしてください。
ジャージャー麺の記事はこちらから
ジャージャー麺

このところ、ちょっと過ごしやすくなってきたのに夏ばて気味でした。
長く台所に立っていることもちょっとつらくて、さらっと手間なく食べられるご飯を作りたいと思ったら、ちょうどいいレシピを思い出しました。

北京にいた時に、アイさんに教えてもらった北京の家庭の味、ジャージャー麺。中国語では炸酱面(zha2jiang4mian4)。保存も利くし、野菜もたくさん食べられるし、手間もかからなくておいしいですよ。

材料はこちら。
このほかにお酒、砂糖と油も用意してね
<材料>
しょうがのみじん切り 少し
ねぎのみじん切り 少し
豚肉(脂身のついてるロースがお勧め)150~250g(5mm~1cmの角切りにします。今回は250gのお肉を1cm大の角切りにしました。量は好みで加減してください)
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1/2
生抽 大さじ1/2(なければ、しょうゆを大さじ1にしてください)
砂糖 小さじ1/2
豆瓣酱(dou4ban4jiang4)150g


<作り方> なべを中火でよく熱し、油を入れてからしょうが、ねぎのみじん切りをいれて軽く炒める。
香りが出てきたら豚肉をなるべく広げて入れる。すぐに動かさず、豚の脂身から少し油が出てくるのを待ってから、豚肉も軽く炒めます。
しょうが、ねぎを炒めます

肉の表面の色が変わったら、酒、しょうゆ、生抽、砂糖、味噌を入れて少し煮ます。 この段階でお肉は生でも大丈夫

お味噌においしそうなつやが出て、肉に完全に火が通ったら完成です。簡単でしょ? このてりてり感。わくわくします

豆瓣酱

今回使った豆瓣酱はこちら。葱伴侶というメーカーの豆瓣酱です。ウォルマートの調味料コーナーにありました。5.7元。北京でもほかのスーパーでも見たことがありますので、手に入れやすいお味噌だと思います。
豆瓣酱という字面は辛そうですが、「豆瓣」は辞書で『大豆やソラマメのひき割りで作った味噌』となっています。これも唐辛子が入っているのではなく、日本の赤味噌に近いうまみのあるお味噌です。豆の粒つぶが味噌の中に残ってるのが特徴ですね。今回はこれを半分使って作りました。

あとは野菜を好みで準備します。今回準備したのは、きゅうり、トマト、大根。北京のお店では、にんじんとか豆モヤシとか赤大根とかいろいろ入ってたな。お好みで何でも大丈夫。
麺をゆでて器に盛ったら、この炸酱と香醋(xiang1cu4)を麺に混ぜて、それから野菜を好きなだけ載せて、いただきまーす!

おすすめ香醋

あ、香醋は個人的にこれがおすすめです。同じブランドがいろんな種類を出してますが、これが一番おいしいと思います。酸味もツンツンきつくないし、この炸酱と相性ばっちりです。初めて食べる方は濃く感じると思いますので、加減しながら少しずつ入れてくださいね。
今回使った麺は市場で買ったもの(500g2元)ですが、お好みの乾麺でもいいと思います。

この炸酱があればもう万能です。麺と一緒に食べるのはもちろん、炒め物に味付け代わりに入れてもいいし、お肉だけすくってオムレツの具にだってなります。好みの野菜とお豆腐を煮て、この炸酱で味付けしたら豚汁風のおつゆだってできちゃいます。炸酱は作ってから2週間くらいは持ちますので、ぜひトライしてみてくださいね。
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とうこ
性別:
女性
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音楽と市場めぐり
自己紹介:
09年4月生まれの子パンダと、同い年には見えない中国人のような夫パパンダと同居してます。
2011年5月から子育て中のママさんと未就学のお子様を対象に、自宅を開放してのんびりおしゃべりするスペースを作りました。現在無期限お休み中です。
海外で子育てするなんて思ってなかったし、日本との違いに戸惑うこともたくさんあるけど、どうせなら楽しく、愉快に生活したいな。
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